浮気と不倫の違いとは?待ち受ける代償
不倫と浮気の違いは何だろうか。不倫がバレて「ただの浮気だった」と弁明する人がいれば、二股三股は当たり前という人が「今度は本気だった」と言い出すことも。
浮気は許すが不倫は許さないという風潮もあり、「教えて!goo」には「浮気と不倫同じ?違う?」との質問が寄せられている。恋愛問題の専門家に話を聞いた。
■当事者は「あくまでも恋愛」
All About「恋愛」ガイドの亀山早苗さんが「特に規定はないと思いますが、個人的には、浮気は遊びの範疇であり、不倫は恋愛だと認識しています」と話す。
ただし「当事者たちはどちらの言葉も嫌います」とのことで、「『これはあくまでも恋愛』と言うのが当事者の気持ち」だそうだ。
冒頭に紹介した質問の回答をまとめてみたところ、「性交までいったら不倫。それまでは浮気」「継続性があれば不倫。さすがに1晩で不倫はないと思う」「浮気のつもりだったけど気づいたら不倫だったこともある」などと、遊びかどうかを関係の継続性で判断するケースが目立った。
「不倫か浮気か」、つまり「遊びか遊びじゃないのか」は当事者の意識の問題になってくるが、亀山さんが「配偶者にとっては、夫(もしくは妻)が、不倫だと言おうが浮気だと言おうが関係ないのではないでしょうか」と話すように、
発覚した場合のリスクについては、不倫でも浮気でも同じということを忘れてはならない。
■不倫か浮気か、配偶者には関係ない
専門家として多くの恋愛を見てきた亀山さんが「このところの傾向として、妻が夫の不倫相手に慰謝料を請求することが増えています」と明かし、「妻だから我慢していれば夫は戻ってくる、という感覚はもはや古いのでしょうね」と説明する。
続けて「不倫する女性が『我慢しない』なら、妻側だって我慢しません」とし、「カジュアルな不倫が増えている一方で、最後は泥沼化する不倫も増えているという実感があります」と警鐘を鳴らした。
繰り返すが裏切られた側にとって、不倫と浮気に違いはない。当事者は遊び(浮気)のつもりでも、その代償は火傷程度では済まないかもしれない。
引用元:教えて!goo ウォッチ
さいごに
浮気や不倫がばれて修羅場になったとき、浮気や不倫をした側が「言い訳」するとき、
「違うの、あれは遊びだったの」
「愛しているのはあなた(夫や妻)だけ」
「二度としないから許してください」
このようなセリフをよく聞きます(苦笑)。
「あれは遊びだったの」というセリフは、まるで「本気の恋愛ではなく寂しかった」とでも自己肯定したいのかなと思ってしまうほど。
記事内にも書かれていましたが、「裏切られた側にとって、不倫と浮気に違いは」ありません。
浮気や不倫のさなかにいる当事者たちからは「これは純粋な恋愛だ、浮気や不倫といわれるのは心外だ」などとと言われるかもしれませんが、特に誰か結婚している人がいる場合、誰かを傷つけて裏切っていることには変わりはありません。
浮気や不倫は火遊び程度と思っていたら、最後には何もかも失って、後には何も残らなかった、周りからも信頼されずに孤立する・・なんてことになるかもしれないのです。